2007/11/09 Happiness and rest 

 雲ひとつない青空、穏やかな天気。絶好のロケ日和、いやドライブ日和である。
 明日ドイちゃんが大阪に帰る。20日間も北海道にいて、見たのは滝川周辺だけというのでは申し訳ない。本日は終日オフにして、層雲峡までドライブすることにした。
 深川の道の駅「ライスランドふかがわ」に寄り、釜飯で腹ごしらえ。石狩川を遡り神居古潭の絶景へ。ところどころで車を停め、古い一眼レフカメラで景色を撮るドイちゃん。カーステレオからは、3人がともに好きな佐野元春が流れている。
 層雲峡に近付くにつれ、段々と寒くなってきた。道には雪が残っている。温泉街でも標高は650メートルくらいあるという。星空がきれいなことだろう。今回の小旅行の目的の一つでもある。大阪では絶対に見られない、きれいな星空を見たい――ドイちゃんのたっての希望である。
 やがて層雲峡に到着。銀河の滝、流星の滝が目に飛び込むや、思わず声を上げる。しばし辺りを散策し、峻厳な渓谷美の世界で記念撮影。温泉にゆっくりとつかり、これまでの撮影の疲れを癒しながら、日が暮れるのを待つ。
 午後5時半、すでに辺りは真っ暗だ。道端に停車し、他の車両をやり過ごすと、息を飲むほどの澄んだ星空が広がった。天の川がはっきりと見えるが、月はどこにも見えない。新月の前日で、星を見るには最高のコンディションだったのだ。車が近付くとぼんやりと薄らぎ、通り過ぎるとくっきりと鮮明になる星々。明滅する銀河。「来た甲斐があったわ」とドイちゃん。
 アパートに戻り、お好み焼きパーティーの準備。遅い時間の声がけだったにもかかわらず、シブ、Fさん、Oさんが参加してくれた。ドイちゃんの送別会と銘打っているが、額に汗してお好み焼きを焼き続けるのはドイちゃん本人である。とてもいい雰囲気で午前2時にお開き。
 最後の夜、監督として気の利いた一言があってしかるべきだったのだが、出た言葉は「寝過ごすとやばいぞ。とっとと寝ようや」であった。