この二ヶ月で変わったことなどについて。
①この一週間はずっと札幌市内の某所にこもって編集作業。といっても、本編についてはほぼ目処がついていたので、余裕をこいて予告編に手をつけたところ、すっかりはまってしまった。
最後はDVDへの書き出しがうまくいかず、丸一日つぶす。この手のトラブルは毎度のことなので、ある程度覚悟はしていたが。なんとか上映会当日に関係者の方々に配る分は焼くことが出来た。
とにもかくにも、小さな映画が一本誕生したのである。
②午後、相棒と滝川へ。札幌市内はまだ雪が積もっていないが、国道275号を北上するにつれ、次第に周囲の積雪の量は増え、出発時はのぞいていた青空も、徐々に灰色一色へと変わってゆく。
世界が段々と色を失い、抽象化されて、最後はモノクロに――映画でよく使う効果であるが、カラーから白黒への脱色のようである。
気持ちのいい秋の青空のもと準備を始め、少し肌寒いが、赤と黄金色と緑のコントラストの美しい晩秋に撮影し、あっという間に雪がすべてを覆う冬に――この二ヶ月間を象徴しているかのようだ。
季節は確実に秋から冬になったのである。
③夜、相棒とかもい岳温泉へ。私たちが着いたころには、アスレチックルームのシブとFさんはトレーニングも終盤。シブの指導のもと、Fさんは相当に気合を入れてトレーニングに励んでいるとは聞いていたが、以前にはぴくりとも動かなかったバーベルを軽々と持ち上げている姿には目を見張った。トレーニングを終えると、豪快にプロテインをあおっている。
私とひ弱さを競っていた頃のFさんの姿はもうそこにはない。